Peplinkルーターで挑む箱根駅伝の山道|映像配信の実力を検証!

導入事例・成功事例映像

皆さま、お正月はゆっくり過ごされましたでしょうか?お正月の定番といえば、こたつでミカンを食べながら「箱根駅伝」を観戦することですよね。しかし今回は、少し変わった視点から箱根駅伝のルートに挑戦してみたお話をお届けします。

テレビ中継の課題から生まれた「山での映像伝送」チャレンジ

きっかけはテレビ関係者の方からのお話。「箱根駅伝の中継では、山間部で電波が不安定になるため苦労している」と伺ったことが始まりでした。「それならばPeplinkルーターの性能を試す絶好の機会では?」と思い立ち、他社製ルーターとの比較実験を行うことにしました。

検証ルートと実験内容

ルートは箱根駅伝でおなじみの「山上り」5区、小田原市街地から芦ノ湖へ至るコースを車で走行。

車載カメラを使用し、リアルタイムでオフィスに映像を伝送しながら、Peplinkルーターと他社製ルーターを比較しました。

使用機材

  • Peplinkルーター「MAX-Transit」(SIM: Docomo + SoftBankの2回線ボンディング)
  • 他社製ルーター 国内メーカー製 LTEルーター(SIM: Docomoのみ)
  • 車載カメラ(HD画質、ビットレート: 2.5Mbps程度)

箱根山間部での映像伝送結果

検証の結果、SpeedFusionテクノロジーを有効にしたPeplinkルーターの強みを実証することに成功!

結果の詳細は、以下の動画でご覧いただけます!

実験の補足資料はこちらをご覧ください。

山間部でも安定した映像品質をキープ

山間部特有の電波の届きにくい環境でも、Peplinkルーターは複数の回線を束ねる「SpeedFusion」テクノロジーを活用し、高品質な映像伝送を実現。特に今回はDocomoとSoftbank、特性の違う2つのキャリアのSIMを混ぜて使用することにより、お互いを補うように設定。他社製ルーターでは映像の乱れや遅延が多く見られる区間でも、Peplinkルーターは多くの場面で優れた結果を見せました。

※gif化で映像品質は下がっております※

スループット波形からも安定性を確認

実験中、車載カメラが必要とする2.5Mbps以上の通信速度を概ね維持。特に谷間の区間など、電波が弱いエリアでの強さが際立ちました。

Peplinkルーターの可能性は進化中

この実験の実施からしばらく経ちましたが、Peplinkルーターはその間にもさらなる機能アップデートが行われ、性能が向上しています。いつかまた、このルートで最新モデルを試してみたいと考えています。

また、読者の皆さまから「ここでPeplinkルーターを試したらどうなる?」といったアイデアやリクエストをいただければ、次の検証に活かしていきたいと思います!

Peplinkルーターの可能性を広げ、より快適なモバイル通信環境を目指して、これからも挑戦を続けます。

補足情報

SpeedFusionとは? 複数のキャリア回線を束ねることで、安定した通信を実現するPeplink独自の技術です。【詳細はこちら
今回使用した製品 実験に使用した「MAX-Transit(⇒後継品 Max-Transit Duo Pro)」など、製品の詳細は公式サイトをご覧ください。【詳細はこちら