Peplinkの可搬性を広げる USB Type-C デュアル電源ケーブルを紹介

Peplinkでは、USB Type-C 電源からルーターへ給電できる純正アクセサリーとして、USB Type-C デュアル電源ケーブルを提供しています。
過去の記事でもPeplinkアクセサリーの1つとして簡単にご紹介しましたが、今回は実際の検証結果も交えながら詳しく紹介します。
▼過去の紹介記事
基本情報紹介
USB Type-C デュアル電源ケーブルは、Peplinkの4ピン電源対応ルーターを、USB Type-Cアダプタから給電できるようにする変換ケーブルです。
ポータブルバッテリーやACアダプタ、モバイルバッテリーなどの12V以上の電圧出力に対応した電源を使用することができます。
USB Type-C入力を2系統備えたデュアル電源構成になっている点が特徴です。

これにより、
- ACアダプタ+モバイルバッテリー
- モバイルバッテリー+モバイルバッテリー
など、冗長化された電源構成を実現できます。
CASOで取り扱っているPeplinkルーターのほとんどは4ピン電源コネクタを備えているため
デバイスとの親和性が非常に高い点もポイントです。
動作検証
シンプルな変換ケーブルとしてはイメージがつきやすいかと思いますが、2つのUSB Type-C端子が実際どのように働くのか、疑問に思う方も多いと思います。
今回は、以下の組み合わせで簡単な動作確認を行いました。
検証➀~成功例~
Apple USB-C電源アダプタ(20V)+電源ポート(12V)
使用ルーター:MAX BR1 Mini LTE

12V以上を出力可能な電源を両方のUSB Type-C端子に接続し、ルーターの起動を確認しました。
その後、Apple USB-C電源アダプタ側の端子を抜きましたが、ルーターはそのまま正常に動作を続けることが出来ました。
結果としては、USB Type-C端子を2つ備えていることで、片方の電源が切断された場合でも12V以上を供給可能な環境であれば、ルーターは停止せずに継続した動作が可能、ということが確認できました。
検証➁ ~失敗例~
Apple USB-C電源アダプタ(20V)+モバイルバッテリー(5V)
使用ルーター:MAX BR1 Mini LTE

検証➀と同様に両方のUSB Type-C端子をそれぞれの電源へ接続したところ、ルーターは正常起動しました。
しかし、Apple USB-C電源アダプタ(20V)側の端子を抜いたところ、ルーターの電源LEDが赤色表示となりました。 これは、モバイルバッテリー側の電源だけでは動作に必要な12Vの電力が供給されないためです。
つまり、低電圧側も補助的には参加できるが、単独で必要電圧を満たせない場合は継続動作できない、という結果になりました。

まとめ
USB Type-C デュアル電源ケーブルに2つの電源を接続した場合、電力負荷はそれぞれの間で分配されます。
電力負荷の割合は接続電源の出力条件によって異なり、両電源の対応電圧が同じ場合は均等に分散され、電圧に差がある場合はより高い電圧に対応している側が優先して消費される動作になります。
デュアル電源ケーブルを有効活用することで、片方の電源が切断された場合でも供給電力が十分であれば、もう片方の電源から電力を供給し、ルーターは停止することなく継続して動作することが可能です。
Peplinkルーターをより一般的な電源に簡単に接続することができるほか、ルーターの稼働を止めない高信頼性をサポートします。
移動体や屋外利用など、「絶対に落としたくない通信」では、電源の冗長化とPeplinkルーターの特徴である回線を束ねる技術は非常に相性の良い構成です。
CASOではPeplinkを活用した、様々な現場での通信に関する課題を解決するソリューションを日々提案しております。
















