PeplinkルーターのUSB Type-Cポート活用法|給電・PC接続の違いをチェック!

導入ガイド・ハウツー,技術情報Peplink,周辺機器

PeplinkルーターのUSB Type-Cポート活用法|給電・PC接続の違いをチェック!

Peplinkルーターの一部機種には、「USB Type-C」ポートが搭載されています。

このポートは機種ごとに異なる役割を持ち、給電専用のモデルと、PC接続機能を備えたモデルがあります。

今回は、PeplinkルーターのUSB Type-Cポートの使い方について詳しくご紹介します。

USB Type-Cポート搭載機種

現在、USB Type-Cポートを搭載しているPeplinkルーターは以下の2機種です。(2025年3月現在)

それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

MAX Transit Duo Pro|給電専用ポート

MAX Transit Duo ProのType-Cポートは、電源供給専用のポートです。

特徴と使い方

  • USB PD(Power Delivery)対応の充電器やモバイルバッテリーを接続し、ACアダプターの代わりに給電可能。
  • 2つのType-Cポートを搭載しているため、2台のモバイルバッテリーを接続しながら運用可能。
    • 片方のバッテリーが空になったら、もう一方はそのままにして交換すればノンストップ運用が可能。

移動中や電源が確保しづらい場所でも、安定した運用ができるのがポイントです。

MAX BR2 Micro|給電+PC接続対応

MAX BR2 MicroのType-Cポートは、給電だけでなくPC接続機能も備えています。

特徴と使い方

  • 給電はMAX Transit Duo Proと同じく、USB PD対応の充電器やモバイルバッテリーが使用可能。
  • PCとType-Cケーブルで接続すると、USBルーターとして認識できる。
    • LANポートがないノートPCでも、LTEドングルのように、USB Type-Cだけで簡単にネットワークに接続できる。

最近はLANポートなしのPCも増えているので、この機能はなかなか便利ですね!

電源供給時の注意点

どちらの機種もUSB PD対応ですが、使う充電器やモバイルバッテリーには注意が必要です。

  • 12V以上の電圧出力に対応したものを使用する
    • 低電圧のみ対応のものを使うと、動作が不安定になることがあります。
  • 動作が不安定な場合は、充電器やバッテリーの出力電圧をチェック
    • 仕様を確認して、適切なものを選びましょう。

まとめ|PeplinkルーターのUSB Type-Cポートをフル活用しよう!

PeplinkルーターのUSB Type-Cポートは、機種ごとに違った役割を持っています。

  • MAX Transit Duo Pro給電専用(2つのポートでノンストップ運用が可能)
  • MAX BR2 Micro給電+PC接続対応(LTEドングルのようにUSB経由でネット接続OK)

車載や移動体ライブ配信など、シーンに合わせて活用することで、より快適なネットワーク環境を構築できます。

ぜひ、お持ちのPeplinkルーターで試してみてください!

Visited 18 times, 3 visit(s) today