【InTouch】リモートアクセス機能の解説&国内事例紹介

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Peplinkルーターは単体でも活用できる製品ですが、実際現場で使う場合にはカメラやセンサー、PCなどのデバイスと組み合わせて使用することが多いと思います。

しかし、デバイスが増えるにつれて管理が複雑になり、各デバイスごとに操作方法が異なることで作業効率が上がらないといった課題が生まれます。

今回は、そんな現場で活躍するInTouchという機能を紹介します!

InTouchとは?

InTouchとは、クラウド管理サービス「InControl2」からクラウドを経由して、Peplinkルーターに接続したLAN側のIPデバイス(PCやIPカメラなど)にリモートアクセスすることが可能な機能です。

これを用いることでデバイスごとに操作ツールを変更する必要なく、ネットワークやデバイス状況を可視化し、設定変更などがInControl2上で一元管理できるようになります。

InTouch 活用のメリット

IPデバイスにPeplinkのInControl2からアクセスできる!と言われても、ちょっとピンとこないですよね。

InTouchで解決できる課題と、それに対するメリットをご紹介します。

  • 現場に行かずにデバイス管理が可能 カメラやNASなどの設定変更・再起動をリモートで実施できます
  • 管理の一元化 複数のデバイスに対しての操作はInControl2上で完結します
  • 省人化とトラブルシューティングの品質を向上 現場にエンジニアを派遣しなければいけなかった問題を、スピーディに対応可能にします

例えば監視カメラの設定変更やNASのメンテナンスなど、従来は現地に行く必要があった作業もInTouchを使えばオフィスや自宅から安全に数クリックで行えます。

Peplinkルーターの基本機能に加えてご利用いただけるため、現場運用を大きく変えるDXツールと言っても過言ではありません!

国内活用事例

奈良交通株式会社様が提供するリモートバスガイドシステムでは、遠隔地からのガイド案内を実現し、従来の案内に加えてより多角的で充実した新たなコンテンツを提供されています。

一方で、現場の省人化バス車内に設置したカメラの操作はリモコンでしか行えず、運行中のトラブルに対して迅速な対応が行えないことが課題となっていました。

そこで、PeplinkルーターとInTouchを導入することで、移動中の通信の改善に加えて、車内カメラの遠隔操作・監視が有効になり、トラブルシューティングの品質向上や現場の人の負担軽減に貢献することが出来ました。

動作条件

InTouchは、以下の条件を満たすと自動的に有効化します

また、CASOで取り扱っている全てのモデル(MAX/Balanceシリーズ)でご利用可能です。

まとめ

Peplinkルーターは単なる通信機器にとどまらず、InControl2によるクラウド管理や、今回ご紹介したInTouchによるIPデバイスへのリモートアクセスなど、ネットワークとデバイスを一元的に管理できる環境を提供します。

今回ご紹介した内容は、弊社ホームページにも掲載されておりますので 併せてご参考いただければ幸いです。

https://www.caso.co.jp/solution/intouch_sol.html

また、弊社ではPeplinkルーターだけでなく、InTouchと組み合わせてご利用いただけるIPカメラNASストレージ産業用PCも取り扱っております。

通信・監視・記録を一つの仕組みとしてまとめてご提案できますので、ぜひご確認ください!

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